eワラントとは

eワラントは、ゴールドマン・サックス証券が開発し、販売しているカバードワラントの一種です。株式投資について多少は知っている人も多いでしょうが、このeワラントについて知っている人はまだまだ少ないです。

eワラントは、株と比較しても、元手が数千円という小額から始めることができ、その上、株式投資よりもずっと大きなリターン(利益)が望めることもあって、最近では投資系雑誌やテレビ番組の影響もあり、人気を集め始めました。eワラントで儲けている主婦や、OL、サラリーマンが増えています。

カバードワラント取引は、欧米では年間で14兆円も取引されている実績を持っています。日本に登場したのは、2000年のことですから、まだ7年しか経ってなく、まだまだ認知度も低い金融商品なのです。

eワラントは、日本の証券会社でも取引ができます。eワラントを取り扱っている日本の証券会社は5社ですが、すべてネット証券ですので、口座を開設して入金さえしておけば、eワラントの取引はすべてネット上でできます。eワラントの取引のために証券会社や銀行へわざわざ出かける必要も無いのです。

eワラントは完全に在宅で取引が可能なのです。

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eワラントの仕組み

eワラントはゴールドマン・サックス証券が開発し、販売しているカバードワラントの一種であることはお伝えしました。eワラントを知るには、カバードワラントを知らなければならないということなんですね。そこで今回はeワラントを含むカバードワラントについて説明します。

カバードワラントとは?株についてはご存知の方も多いと思うので割愛しますが、カバードワラントについて詳しく知っておられる方はまだ少ないと思います。eワラントはカバードワラントという金融商品の、一商品だと言えます。そもそもカバードワラントとは、株式そのものを取引するのではなく、株式や、株価指数などの買う権利、売る権利を証券として取引するものです。言い換えると、ある銘柄の株を決められた値段で買う権利、もしくは売る権利を証券にしたものです。株式投資で言えば「新株予約権」にあたるものです。

eワラントではこの購買権利を売り買いしていく訳ですが、これだけでは少し分かりにくいと思います。ちょっと例を出して説明します。
eワラントとはまったく関係ないのですが、森伊蔵という焼酎をご存知ですか?店頭では1本数万円の値段がつく幻の芋焼酎です。この焼酎は毎月抽選で翌月の販売分を購入する権利を買うことができます。もちろん定価で。あなたは運よくこの抽選に当選したとします。森伊蔵を定価で買う権利を持っているわけです。しかしこの森伊蔵は、大変な人気があり、購入できるのならその権利を1万円で買うと言う人が現れます。いやいや2万円出すと言う人もいるか知れません。もしかしたら3万円出すと言う人も・・・。こうなってくるとあなたの持っている定価での購入権利はどんどん価値を上げ、値段を上げていきますよね。このようにして値動きが出てくると権利だけを取引して儲けることもできるわけです。

このような取引を株の購入権利で行うのがカバードワラント(eワラント)という証券なのです。

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eワラントの種類 コール型とプット型

eワラントには、買う権利と売る権利の2種類があります。それぞれコール型ワラント、プット型ワラントと名付けられています。eワラントでは、この2種類のワラントを使いこなして利益を得ていきます。eワラントで利益を得ていく仕組みですので、しっかり覚えておきましょう。

eワラントコール型は、『買う権利』です。元の株価が上がれば、価値が上がります。前述した焼酎の例がコール型ワラントに当たります。株価が上昇すると予測すれば、コール型ワラントを購入し、価値が上がったところで売却するのです。株式投資と同じキャピタルゲイン狙いとなります。

eワラントのもうひとつの種類、プット型ワラントは『売る権利』となります。プット型ワラントは元の株価が下がれば、価値が上がります。株価が下がっても、あらかじめ決められた価格で売却できる権利を持っているので、プット型ワラントの価値は上がるわけです。

eワラントの二つの種類であるコール型ワラントとプット型ワラント、難しければ、コール型は元の株価(対象原資産と言います)が上がれば儲かる、反対にプット型は株価が下がれば儲かると覚えておけばいいでしょう。

eワラントでは、株価が上がっても下がっても利益を得るチャンスがあるのです。これがeワラントの大きな特徴のひとつなのです。

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eワラントの投資開始資金

eワラントの取引に必要な資金についてです。eワラントは小額からはじめることのできる投資です。株式投資でしたら、数万円で買える安い株式の数は大変稀少で、ほとんどの場合、数十万円の資金が必要となります。これでは『誰もが投資できる』と言うわけにはいかないでしょう。しかし、eワラントの価格、1ワラントあたりは、なんと2円から30円のものがほとんどなのです。

eワラントの取引は、1000ワラント単位で行います。1ワラントあたり2円から30円なので、必要な資金は最低2000円と言うことになります。つまり、eワラントでは株式投資と違い数万円でほとんどの取引が可能と言うことになるのです!

eワラントも投資ですから、当然リスクを伴います。非常に荒っぽい例となりますが、株式投資の場合、50万円で買った株を60万円で売ることで利益が出ます。反対に株価が30万円に下がれば20万円の損失が出るわけです。対してeワラントの場合は、5万円で買って20万で売る。利益は15万円です。しかし、最大限損をしたとしても最初にワラントを購入するのに使った5万円だけです。先物取引などでは、値下がりが大きいと莫大な追証を要求されます。ですが、eワラントには追証というものがありません。また、eワラントで資金が0になると言うのはきわめて特殊な例で、予測が外れ続けたとしても3万円も資金があれば、資金0まで一ヶ月程度かかります。このような特殊な例については、改めて説明したいと思います。

eワラントは非常にハイリターンな投資対象だと言えるでしょう。もちろんハイリターンな分ハイリスクです。しかし、eワラントにおいてはリスクは最初の資金分に限定されるのです。これこそeワラントの最大の特徴と言えるのです。

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eワラントの満期日について

eワラント『株を決められた価格で売買する権利』であることは繰り返し述べてきました。eワラントが株よりも激しく値動きする要因に、この権利には期限が設けられていることが上げられます。eワラントにはいつまでに権利を行使しなければならないと言う賞味期限があるのです。期限と言うのは株式には無い、eワラントだけの特徴です。

eワラントは期限が定められている分、リスクが高いと言えるでしょう。リスクが高い分、ハイリターンなのです。eワラントは株価が10%上昇すると、30%も価値が上昇するなんていうことがざらにあります。もちろんその逆もあるので、短期間で大きく儲けたり、損をしたりということがおきるのです。

eワラントを満期日まで保有するとどうなるのでしょう。eワラントには権利行使価格も定められています。満期日にこの価格で売買するという株の清算価格です。eワラントコール型を満期日まで保有した場合、権利行使価格が1000円、現在の株価が900円だったら、誰も1000円出して900円の株を買おうなんて人はいません。従って株の購入権利であるeワラントの価値は0になるのです。

eワラントで絶対に誤解してほしくないのは、購入したワラントを、満期日まで保有する必要は全く無いということです。eワラントの満期日まで期間が残っていれば、その期間中はいつでも権利を行使できるつまり、売買可能なのです。eワラントの売買可能な期間中に元となる株の価格が上昇すれば、一般にeワラントの価値も上昇します。その時点でeワラントを売却すれば当然利益が出るのです。繰り返しになりますが、eワラントを満期日まで保有する必要は全く無いのです。

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